スイスに本社を置く測量・測定機器メーカー、ライカジオシステムズ社の日本法人ライカジオシステムズ株式会社(東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート、代表取締役社長:小原 勉)は、最先端のGNSS技術を結集した製品、GPS1200+シリーズの発売を開始します。
GNSS(衛星測位システム)の中で、現在唯一GPSだけが完全運用を行っており、GLONASSは完全運用にむけて衛星の打ち上げを急ピッチで行っています。これらの2つのシステムに加え、EUのGalileoシステムと中国のCompassシステムの配備が準備されています。4つのシステムによる衛星測位は、私たちにGNSSの性能と効果について新しい基準をもたらすことになるでしょう。ライカジオシステムズ社のユニークな「Future proof」コンセプトは、全ての既存のGPS1200システムを最新の技術を持ったシステムへとアップグレードすることを可能としています。これは、ライカGPS1200「Future proof」への投資が将来にわたって全ての衛星を受信できるシステムへの投資であるということを意味しています。
GPS1200+は新たな信号であるGPS L5とGLONASS L1 / L2、それに加えGalileoとCompass衛星も配備が完了しだい受信することが可能です。ライカはGPS1200+のフレキシブルな設計により、これら4つの衛星測位システムへの100%互換性を保証しています。
現在における最高の精度と将来における更なる精度向上とスピードアップ
GPSの新たな3周波目の信号L5が提供されることにより、冗長性、信号捕捉時間の短縮、マルチパス特性の向上がもたらされ、RTK基線長の拡大やアンビギュイティ決定の高速化が実現します。Galileoの運用開始は今日のGPSとGLONASSの衛星配備に30機の衛星を増加することになり、GNSS測位へ新たな利益をもたらします。GNSS観測において常に20機程度の衛星が捕捉できる状況が実現し、GNSS測位のスピードや精度がより向上することになるでしょう。
ライカジオシステムズは、最も近代的で高精度なAltBOC信号のサポートを世界で初めて提供します。このAltBOC信号は、アンビギュイティが決定できないときのコード・ディファレンシャル精度を格段に向上させます。Galileoの完全稼動(Full operational capability: FOC)は2013年に、最初の運用衛星は2010年から利用開始される予定です。Compassの信号は現在未だ最終決定されていませんが、GPS1200+は現在の情報におけるCompassへの対応は問題ありません。
SmartTrack+とSmartCheck+技術
GPS1200+にはSmartTrack+とSmartCheck+技術が盛り込まれています。GPS1200+受信機は120チャンネルを持った3世代目のSmartTrack+測定エンジンにより、さらに拡張した信号処理能力と業界をリードする測定精度を提供します。SmartCheck+は、常に測定結果をチェックする機能により最高の信頼性を保証します。ミリタリースペックの対環境性能や他のSystem1200機器とのフレキシブルな連携により、GPS1200+は今日最高なシステムであるだけではなく、将来においても優秀なシステムであり続けます。
発売開始: 2009年3月16日(月)