Home Japan
  海外事例(英語)
製品情報
サポート&サービス
ニュース&イベント
会社概要
お問い合わせ   Japan
 
 

ISO-Norm for Range and Accuracy

レーザー距離計の測距と範囲を規定した唯一の規格ISO 16331-1
レーザー距離計には、日本工業規格(JIS)のような規格は存在せず、守るべき基準はありませんでした。そのため、各メーカーが「自己基準」で生産され、精度基準が異なる製品が市場に出回ってしまっています。レーザー距離計の測距精度と範囲を見極めることができる規定は、ISO規格 16331-1 のみとなっています。
レーザー距離計の精度と測定範囲は、周囲の明るさ状況と、測定対象の反射性に影響されます。ライカ ジオシステムズは、測定条件が整った研究室の中だけでなく、日常業務でお使いのあらゆる現場で機能する製品を販売することが重要と考え、製品開発を続けてきました。このような背景から、社外のエキスパートと協働して、レーザー距離計の新しい国際規格の策定を進めてまいりました。本規格がレーザー距離計のスタンダードとなることにより、製品の品質検査や比較が可能になります。

およそ200年間、ライカ ジオシステムズは最新の測定技術を駆使した製品を開発するパイオニア企業として、そしてレーザー距離計を世界で初めて開発した企業として活動してきました。測量業界のリーディングカンパニーとして、ライカ ジオシステムズは、現場で製品をお使いいただいた時に、製品仕様通りのパフォーマンスが発揮できるよう、試験結果をもとに製品仕様を作成しております。

製品の構造やレーザーの色、周囲の明るさ状況や測定対象の温度などは、レーザー距離計の精度と測定距離の伸びに大きな影響を及ぼす重要な要素です。しかし、これらの要素条件に明確な基準はなく、各メーカーによる独自の基準で製品が製造されています。そのためエンドユーザーにとって、増え続けるレーザー距離計のなかで、製品の比較がますます難しくなるという状況が続いています。これにより、誤解を招く表現や不正確なデータが市場に増え続けることは、製品への不信感や実測時の重大なミスを引き起こしかねません。

ISO 16331-1には、精度や測定範囲に関わる情報をどのように示すべきか、測定手順はどうすべきかが詳細に定義されています。これにより、独立機関によるレーザー距離計の仕様検査ができるようになり、同一基準のもとで製品の比較が可能となります。

唯一のレーザー距離計の測距と範囲を規定した規格ISO 16331-1には、下記内容が記載されています:

            

好条件 (主に屋内での測定を想定)

  • 周囲の明るさ (3,000ルクス)
  • 測定対象は白い壁
  • 室内温度
     
   

あまり好ましくない条件 (主に屋外での測定を想定)

  • 太陽光の明るさ (30,000ルクス)
  • 測定対象は白い壁
  • 周囲の温度範囲
   
   

その他

  • 指定のターゲットプレート使用時
  • 強い反射、または、弱い反射の測定に向かない対象物の測定(金属表面、水分を含んだコンクリート)

ISO規格に基づくレーザー距離計をご購入のお客様は、規定された測定環境下において、仕様通りの最大測定範囲の測定と精度が保証されます。これは、日々お使いいただく製品の品質を評価する上でとても重要です。