目次
- 認定・校正
- 精度について
- 測定について
- 耐環境性について
- 電源について
- 点検調整と保証について
- 標尺(スタッフ)について
- 測点番号(PtID)について
- 測量プログラムについて
1 認定・校正
Q01-01 地理院認定は?
Q01-02 JSIMAの規格はABCDのどれですか?
Q01-03 校正証明書は出せますか?
2 精度について
Q02-01 高さはどの程度の精度で測れますか?
Q02-02 距離はどの程度の精度で測れますか?
Q02-03 距離の精度確認はどうすればいいですか?
3 測定について
Q03-01 どの程度標尺(スタッフ)が見えていれば測定できますか?
Q03-02 標尺上に強い明暗の影が出来ている場合はどの程度測れますか?
Q03-03 順光(観測者が日を背負っている)でスタッフに日が当たっていても測れますか?
Q03-04 どの程度逆光でも測れますか?
Q03-05 どの程度暗くても測れますか?
4 耐環境性について
Q04-01 防塵・防水性はどうですか?
5 電源について
Q05-01 アルカリ電池でどのくらい使えますか?
Q05-02 充電式バッテリー(電池)は使えますか?
Q05-03 バッテリー(電池)の残量はわかります?
Q05-04 盛り変えるときは電源を切った方がよいですか?
6 点検調整と保証について
Q06-01 点検調整はオートレベルと同じで良いですよね?
Q06-02 保証期間は何年ですか?
7 標尺(スタッフ)について
Q07-01 標尺(スタッフ)は専用ですか?
Q07-02 その膨張係数はいくつですか?
Q07-03 バーコード標尺の検定は取るのでしょうか?
Q07-04 標尺の気泡管は市販のものでも使えますか?
8 測点番号(PtID)について
Q08-01 測点入力できますか?
Q08-02 測点番号に使える文字は何ですか?
Q08-03 電源を切った後の番号はどうなりますか?
9 測量プログラムについて
Q09-01 どんなプログラムがありますか?
Q09-02 放射点(中間点)をより多く取りたい(測りたい)場合でもできますか?
Q09-03 放射観測しつつレベルを盛り換えてもベンチのGLを保持できますか?
1 認定・校正
Q01-01 地理院認定は?
スプリンター100/100Mは国土地理院光学式レベル3級に。スプリンター200M/150Mは電子レベル2級に登録されています。
Q01-02 JSIMAの規格はABCDのどれですか?
工業会JSIMAの機器区分
倍率25倍未満<24倍>、コンペの精度15秒以下<0.8秒>なので、区分 C になります。
但しこれはいわゆる光学式のオートレベルとしての区分であり、
(オートとして使えるからそれでも良いのですが)デジタルレベルはこの区分は工業会では適用しないようです。
Q01-03 校正証明書は出せますか?
JSIMA準拠の校正証明書はオートレベルとして。 当社独自は簡易証明を出せます。
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2 精度について
Q02-01 高さはどの程度の精度で測れますか?
- 一般的な読み精度は
距離30mにて0.6mm(電子式・アルミ製標尺にて) および1.2mm(光学式・アルミ製標尺にて)
- 1km往復標準偏差では
2.0mm電子式・アルミ製標尺にて
Q02-02 距離はどの程度の精度で測れますか?
- 距離10m以内では1cm(電子式・アルミ製標尺にて)
- 距離10mを超える場合は、 距離(単位m)×0.001 (電子式・アルミ製標尺にて)
例 30mでは3cm
Q02-03 距離の精度確認はどうすればいいですか?
決まった距離にスタッフを常設して確認できるようにしておくと良いと思います。
基線は10m以内と30m以上の2箇所あればベストです。ノンプリか反射シートを使って光波との比較が一番良いでしょう。
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3 測定について
Q03-01 どの程度標尺(スタッフ)が見えていれば測定できますか?
目安として、望遠鏡を覗いて視野のおよそ半分程見えていれば測定可能です。
- 標尺の幅(50mm)方向のおよそ50%(25mm分)まで
- 標尺の長さ方向のおよそ50%まで
- 見える標尺の長さ(視野の広さ)は距離によってが変わります。
スプリンターの視野角は2°。最長使用距離の80m程度では視野は2.8mになりますが、 80cm分以上見えていれば測定可能です。つまり最長距離ではわずか29%程度見えていれば測ることが出来ることになります。
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木の枝が掛かっていたりしてもOK |
手が掛かっていたりしてもOK |
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Q03-02 標尺上に強い明暗の影が出来ている場合はどの程度測れますか?
障害物の場合と同様に、明か暗かいずれか見易い方が50%以上見えていれば測定可能です。
Q03-03 順光(観測者が日を背負っている)でスタッフに日が当たっていても測れますか?
スタッフに日が当たっている場合は、スタッフを左右に少し傾けて直射を避けてください。 見えている面が小さく(細く)なりますが、それでもスタッフが十字線の真ん中にあれば測れます。

Q03-04 どの程度逆光でも測れますか?
程度は検証中ですが、スタッフの真後ろに日が入ってしまうとエラーになる場合があります。
 Q03-05 どの程度暗くても測れますか?
従来の光学式レベルでは読めなかった暗さでも測れます。
- スプリンターは肉眼で読み取りが不可能な薄暗い現場でも測定を行えます。
- 最低照度約 20 Lux. (20Luxとは30cm先の大きさ5mm程度の活字がなんとか読める明るさとJISに表現されています)
- 薄暗い現場、薄暗い時間帯でも作業できるスプリンターなら、日照が短くなる秋から冬にかけて、
午後5時まで作業をこなすのに十分とか、日照の弱い日(曇天・雨天)でも使用でき、測量作業時間の自由度が高くなります。 |
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4 耐環境性について
Q04-01 防塵・防水性はどうですか?
ISO、JIS共に IP55に相当します。 IP とは、International Protectionの略で、JIS C 0920またはIEC60529に基づいて規定された固形異物、 水に対する電気機器、キャビネットなどの保護等級(度合)を示した表示です。
IP55 JISの記号説明
- 防塵性 5級 :
粉塵が内部に浸入することを防止する。 若干の粉塵の浸入があっても正常な運転を阻害しない。
- 防水性 5級 :
いかなる方向からの水の直接噴流のよっても有害な影響を受けない。
つまり、通常人が作業可能な雨風程度の環境では使用が可能となります。 但し、濡れた後の器械は、保管前によく乾燥させてください。
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5 電源について
Q05-01 アルカリ電池でどのくらい使えますか?
アルカリ電池単3形4本で、
- 周囲温度20℃では連続測定(トラッキング)で14時間以上動作可能です。
測定回数にして約14,000回にもなります。
- 周囲温度が下がると動作時間が短くなり、周囲温度10℃では連続測定(トラッキング)で10時間以上程度動作可能です。
測定回数にして約10,000回になります。

Q05-02 充電式バッテリー(電池)は使えますか?
単3形であれば使えます。 当社ではオプションで以下のものをご用意しています。
- 741909 充電器GKL25-2 Ni-MH単3形バッテリー4本付 \7,500
充電時間:約255分間(4時間15分) 4本同時の時
- 741897ニッケル水素バッテリー単3形 4本セット \3,000
電池容量2,300mAhで連続測定(トラッキング)で15時間以上動作可能です。 測定回数にして約15,000回にもなります。

Q05-03 バッテリー(電池)の残量はわかります?
液晶表示部の上の方に電池の形で残量を以下のように表示します。
- バッテリー残量(0%、25%、50%、75%、100%)

Q05-04 盛り変えるときは電源を切った方がよいですか?
器械を盛り変える際は、電源を切る必要はありません。
- 測定を行っていない状態では、普通の光学式レベルと同様に表示以外の電子回路は動作せず、
器械の移動(傾斜、振動など)による誤動作などの影響はありません。
- 電源を切った(あるいは休憩、作業の中断などでオートオフになった)場合は、画面が一度通常測定画面に戻りますので、
路線測量プログラムを使用中の場合にはもう一度メニュー(MENU)で同じプログラムを選択すれば元の測点(後視)に戻ります。
<注: 後視が終わり、前視をせずに電源が切れた場合は、(器械点が動いているとみなして)再度後視を行う画面になります。>
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6 点検調整と保証について
Q06-01 点検調整はオートレベルと同じで良いですよね?
視準線と気泡管の調整をおこないます。
Q06-02 保証期間は何年ですか?
本体2年、標尺1年です。
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8.測点番号(PtID)について
Q08-01 測点入力できますか?
- メモリー付タイプ<スプリンター100Mプラス、200Mプラス>で、記録の機能を内部メモリーに設定すると、測点番号が使えます。
初期値は電源オンにした時点の1回目の測定を測点番号(PtID)1として、その後2,3,4と数字が上がっていく自動点番を行います。
- 測点番号を変えたい場合は、メニュー(MENU)で 測点入力 を選び変更可能です。(詳細はユーザーマニュアルをご参照ください)
Q08-02 測点番号に使える文字は何ですか?
- 測点番号に使える文字は、a~z、0~9およびスペースです。
Q08-03 電源を切った後の番号はどうなりますか?
自動点番機能は電源を切っても有効です。
- 電源を切る前の作業で測点番号が25で終わった場合には、とくに測点入力しない限り、次は26番から始まります。
- ただし、路線測量で異なるプログラムを選んだ場合には、測点番号の初期値は1に戻ります。 例)BFで測点1から15まで作業し、
次にBIFに切り替えた場合は測点はまた1から自動点番になる。(番号の変更は随時可能>Q08-01参照)
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9.測量プログラムについて
Q09-01 どんなプログラムがありますか?
- 路線測量の名前で、BF(後視、前視のみ)、BFFB(後視2回、前視2回)、
BIF(後視、中間点=放射点、前視)の3種類があります。
Q09-02 放射点(中間点)をより多く取りたい(測りたい)場合でもできますか?
- BIFプログラムで中間点観測する場合、メモリー容量が許す限り観測可能です。
Q09-03 放射観測しつつレベルを盛り換えてもベンチのGLを保持できますか?
- できます。
路線測量のBIFプログラムを使ってください。
BIFプログラムは、B=後視点、I=中間点(放射点)、F=前視点を測るためのプログラムですので、放射観測点が多く、
しかもレベルを移動しながら、ベンチ(基準点)のGLを保持することができます。
- 使用例:
B(後視画面)でGL入力して、観測した後、放射観測に入るにはMENUから中間点を選びオンにしてください。
表示はIに変わり放射観測ができます。
レベルを移動する前に中間点モードを一度終了し、表示をF(前視画面)に戻した後、Fを観測します。
このFを観測しないで終了ないしキャンセルしようとすると、「TP点が確定していません」とメッセージが出ます。
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